Eastがはじめて立ち上げるオンライン ミュージアムショップの開店を記念してTシャツとエコバッグをつくりました。
ここに書かれたFly Me to The MUSEUMは、言わずもがなですけれど、有名な楽曲、Fly me to the moon(私を月へ連れていって)と、語呂合わせをした、今回のプロジェクトの、合言葉みたいなものです。
せっかくなので、この曲のことも少し調べてみました。1950年代に生まれたこの曲は、本来、歌詞の中に出てくる In other words(言い換えるならとか、ようするにさ、みたいな意味で歌われています。)という題名でした。その後、60年代、実際にアポロが月へ行く頃に、フランク・シナトラが大ヒットさせた事もあって、日本でも広く知られる曲になりました。
私を月へ連れて行って
星の海で遊びたい、、、ようするにさ、
手を繋ごうよ、キスをしよう。
という感じの、とってもロマンチックな内容の曲です。
飛行機に乗って、いつでも行けたはずの、世界に、今、私たちは、出て行けません。
月ほどではありませんが、世界のミュージアムが、少し遠くになってしまいました。
でも、そんな時だから、
In other words (ようするに)
手を繋ぎましょう。
みんなで、励まし合いましょう。
皆さんがこれから見てくださる、Eastのオンラインのショップは、ポスターなどを中心に、紹介していきますけれど、一番、お伝えしたいのは、ミュージアムを愛する人達がいる事。その人達と、今、少し遠いけれど、繋がりましょう。という呼びかけなんです。
賛同くださる人達が、少しでも増えて、互いにそれを見つけられる目印になるように、エコバッグとTシャツをつくりました。
もしも、全く知らない人同士でも、ミュージアムで、このバッグを持っている人と、すれ違ったら、、、想像するだけでもドキドキします。
宜しかったら、仲間に加わってくださいませんか。
ようするに。(In other words)
そんな事を思ってつくりました。
ちなみに製造方法は、とてもシンプルに、シルクスクリーンのハンドプリントです。
Eastの製品を、10年以上、そして、その前から合わせるともう、25年以上、僕らを支え続けてきてくださっている人たちに、お願いしています。
ハンドプリントは、そのインクの選択、インクの粘度、量、刷る力加減、そもそも、製版方法まで、シンプルなだけにとても奥深い手法です。
今回のグッズも、実はサンプルを沢山つくりました。途中で版もつくり変えたりもしました。
大切に、思いを込めて、つくりました。
Fly Me to The MUSEUM (私をミュージアムへ連れていって)
これから、どうぞ宜しく、お願いします。
THE MUSEUMS SHOP by East