2012年開催 「ホックニー」展
76.2 x 50.8cm、オフセット印刷
2012年1月21日〜4月9日に開催された展覧会ポスター(復刻)です。
スペイン、ビルバオのグーゲンハイム美術館(2012年5月15日〜9月30日)
ドイツ、ケルンのルートヴィヒ美術館(2012年10月27日〜2013年2月3日)にも巡回しました。
デイヴィッド・ホックニー(David Hockney 1937 〜)は、20世紀における最も影響力のあるアーティストの一人であり、英国でも、その人気は絶大です。
クリスティーズ・ニューヨークのオークションで《芸術家の肖像画―プールと2人の人物―》が、それまでの最高額だったジェフ・クーンズの《バルーン・ドッグ(オレンジ)》が持っていた約65億円を抜き、歴代最高金額の約102億円で落札されたのは、2018年の11月15日のことでした。
ホックニーは、1937年にヨークシャー州で生まれ、1959年にロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートに入学、在学中から既に注目を集め、1962年に金メダル特待生として卒業し、その翌年には、早くもメイフェアにある画廊で個展が開かれ、作品は完売します。その後アメリカ西海岸に渡り、そこで描き始めたプールの作品をご存知の方も多いかと思います。
2012年に開かれた本展覧会では、200点以上の作品が展示されました。その中には、この展覧会の為にアメリカを離れ、故郷ヨークシャー州の季節毎に移り変わる景色を8年かけて描いた大作のシリーズも含まれていました。
そして、この展覧会には実に60万人(7,512人/日)が訪れることになります。